2018.03.31(土)
《協力事業》ダンスショーケース公演「ダンスの天地」
ダンスパフォーマンス 協力事業2018.03.31(土)
《協力事業》ダンスショーケース公演「ダンスの天地」
ダンスパフォーマンス 協力事業ーダンスの自明性を問ふ。
公募により選出された5組の振付家・ダンサーによる20分以内の作品のショーケース公演。
ダンスの多様化が認知され、巷に溢れ返る現代。
自明性と非自明性を成立させる弁証法的な方法への疑問は、存在の基盤そのものを危険に晒している。
ダンスとは何か、作品を作ることとは何か、表現者の感覚は何処へ向かっているのか。
身体を晒す必然に主体であり、行き交う場として「ダンスの天地」を願い、本企画は始まりました。
今回の開催を0回目と位置づけ、ダンスのこれからを創ってゆくことの出来る可能性を提示していきます。
〈出演者〉
1. 大熊聡美「苺ミルクの妖精になりたい」
振付・出演:大熊聡美
2. 京極朋彦「DUAL」
振付・演出・出演:京極朋彦
3. 高瀬瑶子「シンタイカする器官」
4. 山﨑モエ「水のキオク」
5. 山本和馬 ※17:00公演のみ「Rehearsal of Heaven」
6. ShickeHouse(下村唯) ※13:30公演のみ「亡命入門:夢ノ国」
1. 大熊聡美
クラシックバレエを杉山聡美に師事。お茶の水女子大学舞踊教育学コース卒業。
大橋可也&ダンサーズ「ザ・ワールド(A)」「プロトコル・ オブ・ヒューマニティ」、 Nibroll「イマジネーション・ レコード」などに出演。行定勲監督映画「ピンクとグレー」(矢内原美邦振付) に出演するなど、メディアにも活動の場を広げている。2017年よりBATIKに参加。
2. 京極朋彦
京都造形芸術大学、映像・舞台芸術学科卒業後、 国内外の振付家の作品にダンサーとして出演。ソロダンス『カイロー』は2010年初演から4か国9都市で上演された。 2012年「京極朋彦ダンス企画」 設立と同時に京都の若手作家の作品発表と交流の場としてKYOTO DANCE CREATIONを創設。 平成27年度文化庁新進芸術家海外派遣事業、 研修員としてウィーンに滞在した他、中国、メキシコ、 韓国等に招聘され、現地ダンサーと共に作品制作を行ってきた。 作品制作以外にもワークショップ講師として活動している。
3. 高瀬瑶子
幼少よりモダンバレエを始め、 16 歳よりクラシックバレエを学ぶ。こうべ全国洋舞コンクール1位受賞。現在はフリーとして活動中。骨で動ける身体を探しつつ、白井晃、森山開次、中村恩恵、近藤良平、青木尚哉の作品の他 、CM 等にも出演し、踊りを通して演劇やメディア活動での表現も探究している。
4. 山﨑モエ
5才よりダンスを始め、上京後、コンテンポラリーダンスを学ぶ。龍美帆主宰NR6の国内外公演に参加。ソロやデュオで創作活動を行う。現在高知在住。ミュージシャンとのコラボや舞踏などの活動を通して、独自の身体表現を探る。
5. 山本和馬
振付家・ダンサー。NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」に参加。その後、関西を中心に活動し、これまでに国内外で作品を発表する。2016年から自身の探求の場を「Diversion」と題し、踊ることそのものを模索する活動を行っている。
6. SickeHouse(シッケハウス)
振付家・舞台監督の下村唯と、音楽家の仁井大志によるパフォーマンスユニット。観客との対話をそのまま作品に取り込む「ダンスコミュニケーション作品」を展開。
ダンスの新たな出会いを求め、演劇祭や展示系アートフェスティバルを中心に活動。フィジカル・シニカル・シアトリカルなダンスを観客とともに立ち上げる。代表作は「嘘つきのトッカータ」「日本現代舞踊大学」など。
近年は長編ダンス作品「亡命入門」のためのリサーチと、ショートピースの作品発表を行っている。
【「ダンスの天地」実行委員会】(山本和馬、藤澤智徳)
TEL : 090-1869-7597(藤澤)
MAIL : dddd_2927@yahoo.co.jp(山本、藤澤)