2018.08.15(水)〜08.21(火)
Performative Work ワークショップ&クリエーション
ワークショップ 主催事業2018.08.15(水)〜08.21(火)
Performative Work ワークショップ&クリエーション
ワークショップ 主催事業作家による作家のためのスキルアップ・プログラム『Performative Work ワークショップ&クリエーション』
このプログラムは、パフォーマティヴ・アート(ダンス・演劇・ビジュアルアート・現代美術)の分野において作品制作のプロセスに焦点を絞り、作家のスキルアップを目指した先駆的プログラムです。
ダンスボックスでは、8月にディーン・モスと余越保子による7日間のワークショップを実施します!!それぞれのパフォーマティヴ・アートのアーティストたちが集まる環境の中で、それぞれの表現や作品に対する視野を広げ、グッと作家としての力をつけるための時間となることを期待しています。 是非この機会を逃すことなく、奮ってご応募ください!
本ワークョップを受講した方は、:Dance Camp @城崎国際アートセンター(KIAC)ダンサーのための実践的パフォーマンス・ワークショップ(12月1日-10日/12-22日の2コース:主催JCDN)に、定員を超えた申込があった場合でも優先して参加できます。
ワークショップ「Performance Composition for Dance, Theater and Visual Artists」@ArtTheater dB 神戸
1970年代よりニューヨーク市の先駆的、実験的な舞台芸術作品を上演し、アメリカのコンテンポラリーアート界を先導する The Kitchen にて、ダンス&パフォーマンス部門のプログラム・キュレイターを務めたディーン・モスと、アーティストキュレイターを務めた余越保子がタッグを組み誘導する、プロセス重視のプログラムです(英語と日本語で行われます)。様々な身体表現とコンテンポラリーアートをマルティプルに横断し、参加者による共同作業の実験・実践を通して、観客と作品の関係性を理論的な視点からダイアローグを重ねていきます。過去の舞台芸術の歴史を振り返りながら、未来のパーフォーマティブ・ワークのクリエーションへと移行します。
パフォーマティヴ・アートのクリエーションにおいて、ムーヴメント、音楽、イメージ、そして、パフォーマーの存在を融合させるために、実験的なアプローチにフォーカスしていきます。参加者は、互いを演出し、自らも出演します。持ち寄った素材や手法を使いながら、目の前に繰り広げられる創作環境を駆使し、共同ワークを通して、5分程度の小作品を次々と制作します。批判的な主観を最低限に抑えながら、アイディアへのアプローチに集中し、グループでの対話を促します。これらの小作品は、創作活動において、美学、社会的課題、そして、倫理的視点について対話する上での題材となり、また、矛盾を孕む対極的な視点をも提供していくことで、その場に立ち会う者が多角的視点でクリエーションを考える動機となります。
パフォーマンス・コンポジションを学ぶこととは、それぞれの創作活動において可能性を探るための第一歩となります。作品を見たり、作ったりする際に、より深い思索へと進めるように、ファシリテイター2名が参加者に次々とチャレンジしていきます。
【申込〆切】2018年7月25日(水) 17:00まで
城崎国際アートセンターでの滞在制作と、京都での成果発表の参加費等の詳細、応募方法については、近日公開予定です。ご注目ください。
主催:NPO法人Japan Contemporary Dance Network
インターディシプリナリィ振付家、メディア作家。ニューヨーク在住。 ニューヨーク現代美術館、マサチューセッツ現代美術館、ウオーカー・アートセンターの他、最近では、パーフォーマンス・スペース・ニューヨークでマルティメディアのパーフォーマンス作品を上演。レイラ・アリ(現代美術)Young Jean Lee(演出家)、サミタ・シンハ(実験音楽)と共にフィールドを横断した共同制作を行い、ジョンサイモングッゲンハイム財団、ファンディションコンテンポラリーアート財団のフェローシップやドリス・デューク・インパクトアワード(演劇部門)、ベッシー賞最優秀作品賞他を受賞。1999年より2004までNY市の先端アートセンターにてダンス&パーフォーマンスのプログラム・キュレイターを務めた後、2009年までアドバイザーとして育成プログラムDance&Processを担当。東京芸術大学にて客員教授として1年間招かれ、韓国の国民大学校や、ハーバード大学の美術環境学部にて3年間教鞭をとる。今年9月からはプリンストン大学に専任講師として招かれている。
京都在住。演出、振付、映像作家。2014年までニューヨークを拠点に活動。グッゲンハイム美術館、ホイットニー美術館、マサチューセッツ現代美術館の他、ダンススペースプロジェクト、ニューヨークライブアーツにてマルティメディア・ダンス作品を発表。アメリカ国内ツアー、パリ、アムステルダム、ダブリン、ソウルなど海外公演多数。2004年から2014年にかけて日本の伝統芸能者との国際共同プロジェクトを3作品プロデュースし、ジョンサイモングッゲンハイム財団、ファンディションコンテンポラリーアート財団のフェローシップの他、ベッシー賞最優秀作品賞を2度受賞した。2006年から2013年までNY市の先端アートセンターのキッチンにてアーティストキュレイターとして育成プログラムのDance&Processを担当し、黒沢美香、大橋可也、山本奈美、西村未奈などの日本人振付家をキッチンに招いた。ウイーンにて行われるインパルスタンツのダンスウエブ・プログラムのメンター(サラ・ミッチェルソンと共働)、昨年はダンスボックス主催国内ダンス留学@神戸のプログラムでは振付のメンターを務め、定期的に若手振付家のためのクリエーションワークショップを開催している。現在京都造形芸術大学の舞台芸術学科にて非常勤講師を務める。
WEB: https://www.foundationforcontemporaryarts.org/recipients/yasuko-yokoshi
Photo:Miana Jun