2018.12.08 (土) / 09 (日)
〈DANCE BOX 踊りの火シリーズ〉Monochrome Circus『TRIPTYQUE/三部作』
ダンスパフォーマンス 主催事業2018.12.08 (土) / 09 (日)
〈DANCE BOX 踊りの火シリーズ〉Monochrome Circus『TRIPTYQUE/三部作』
ダンスパフォーマンス 主催事業京都を拠点に「身体との対話」をテーマに活動を続けてきたカンパニーMonochrome Circus(主宰:坂本公成)。1990年に結成以降、国内外で活動を展開し、数多くの作品やダンサーを輩出してきた。今回の公演では[坂本公成+森裕子]という単位に戻り、この20年あまりの間に上演した、時代も背景も異なる3つのデュエットを通じて、身体への眼差しの変化を俯瞰すると同時に、新鋭のダンサー[中間アヤカと山本和馬]に振付の委嘱を行い、カンパニーの言語を次代に継承していくことも試みる。
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『夏の庭』(1998)
日本の夏を想いながらフランスにてレジデンスし製作した作品。
坂本公成と森裕子による初めてのデュエット作品。彼等のコンタクトの原型がここにある。今は亡き祖父の喪服を着て踊る坂本。瑞々しく陽炎のように揺らぐ森。夏の記憶はどこか死の匂いと結びついている。湯本香樹美による同名小説を合わせ読んでもまたよし。
『きざはし』(2006)
言葉になりようのない言葉、聞き取れない発声。150本のナイフ、テーブルの上と下の男女。身体による対話を重視してきた坂本公成と森裕子による対話のない対話。コンタクトの極北。2006年の初演以来海外を含め多数の上演を数えるモノクローム・サーカスの代表作の一つ。
『Endless』
3/11以後の価値観の変動と揺らぎを、ダンスを通じて見つめ直す坂本公成と森裕子によるデュエット作品。逃れようの無い円環の中で果てしの無いコンタクトを続ける二人。音楽を元dumb typeの山中透が担当。
1990年にパフォーマンスグループとして結成。1996年からは森裕子が参画し、ダンスカンパニーとして活動を開始する。初期は「関係性の美学」を実践し、ダンスの出前「収穫祭」シリーズを国内外で300回に渡り上演する。その後、dumb typeの藤本隆行氏とのコラボレーション「Refined Colors」でLEDライティングの機動性を活かした作品で国内外をツアーする。一方で1995年から「掌編ダンス集」と銘打ち、時間的なスケールに縛られない小中の作品群を製作し、10あまりの作品をレパートリー化してきた。
1992年生まれ、新長田在住。英国ランベール・スクールにてバレエとコンテンポラリーダンスを学ぶ。帰国後、「国内ダンス留学@神戸」1期に奨学生として参加、ダンサー奨励賞受賞。誰かに、なにかに「振り付けられる身体」にこだわりを持ち、国内外の様々な舞台作品に出演している。2018年度よりArtTheater dB KOBEアソシエイト・アーティスト。
ヲミトルカイ主宰・振付家・ダンサー。関西を中心に活動し、国内外で作品を上演。NPO法人DANCE BOX主催「国内ダンス留学@神戸」に参加。自身の企画以外にもショーケースの公演のプログラムなど様々な企画に関わる。 2018年、ダンスカンパニーとしてヲミトルカイの活動を開始。
Monochrome Circus・森裕子 × セレノグラフィカ 隅地茉歩 対談インタビュー
【NPO法人 DANCE BOX】
TEL 078-646-7044 / FAX 078-646-7045
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