2019.12.16(月)・17(火)
【DANCE ARTIST VIEW 2019】View.1カルチベート〈川瀬亜衣〉企画「ステイトメント:ダンサーを記録する」上演
ダンスパフォーマンス 共催事業2019.12.16(月)・17(火)
【DANCE ARTIST VIEW 2019】View.1カルチベート〈川瀬亜衣〉企画「ステイトメント:ダンサーを記録する」上演
ダンスパフォーマンス 共催事業2019年度文化庁「次代の文化を創造する新進芸術家事業」
『コンテンポラリーダンス・プラットフォームを活用した振付家育成事業』
Dance Artist View 2019 view.1 セルフカルチベートプログラム
「ステイトメント:ダンサーを記録する」
ーダンサーのダンスを、ダンサー自身が踊りと言葉で語り、語られるためにー
このプロジェクトは、同時代のダンスがどんな姿をしているのかを、ダンサーの身体を通した言葉の中に見つめようと試みます。
上演は、ダンサー1人ひとりが書く現時点でのダンサーステイトメントの執筆へ向けた1つの階層です。
来春にはダンサーステイトメントを主軸に、インタビュー記事や上演記録写真などを掲載した冊子を発行。
ぜひ、上演から冊子まで、ご覧ください。
現在地の、ダンサーたちのダンスを、言葉と身体に行き来させて。
【プログラム】
上演時間 約60分、終演後アフタートークあり。
各回4作品を上演予定。
【出演】
16日(月) | 遠藤僚之介/片岡結衣/福森ちえみ/山下残
17日(火) | 有川舞美/池端美紀/石原弘恵/川瀬亜衣
① 有川 舞美 | Mami Arikawa
大阪府出身。5歳よりクラシックバレエを橋本幸代、半澤正司に師事。その後コンテンポラリーダンスをサイトウマコトに師事。公演やコンクールに出場。
・アヴェニール国際バレエコンクール 優秀ファイナリスト賞
・NBAジュニアバレエコンクール 5位
・Japan Ballet Competition 7位
・Japan Ballet Competition FINAL 3位
・NBAジュニアバレエコンクール 4位
現在は、ミュージカル「唄子と啓助」 、OTTをはじめ、ダンサーとして幅広く活動している。
② 池端 美紀 | Miki Ikebata
19歳から踊りをはじめ、カンパニーなどでの活動を経て、近年は、詩の言葉から受けるカラダの反応から動きをつなげ、机、椅子、ヒトとの距離、配置によって意味合いを遊ぶ作品「冷たい皿」、13年前の自身が映る映像とのコラボ作品「花の向こうに君がみえたら何を話そう」などのソロ作品を発表する。ヒトのおしもにまつわる体験を繋ぎ合わせた舞台「おしもはん」に振付、出演など。2017年より毎年一回、伴戸千雅子らと、落語の噺を解体し、現代に生きる自分たちの踊りと語りと音楽で再構築する舞台「踊る落語シリーズ」を滋賀県瀬田のお寺で開催している。
photo by Kaori Yoshimoto
③ 石原弘恵 | Hiroe Ishihara
愛知県出身
舞踊家・振付家
中京女子大学(現至学館大学)卒業
清洲MDAの講師を勤め、独学でモダンダンス・ジャズダンス作品を多数発表し、国内コンクールで受賞多数。
至学館高校ダンス部コーチとしてMDDT(USA)にてLyrical・HIPHOP優勝、AJDFにてNHK賞・審査員賞・特別賞・奨励賞・準入賞、NFCC全国コンペ5回優勝へ導く。
・名古屋市民芸術祭(熱演賞)受賞
・DDF(釜山)から招聘を受け出演
・名古屋市文化振興事業団主催(地域還元事業)「みる・まなぶ・ダンス」の講師を務める
④ 遠藤僚之介 | Ryonosuke Endo
1988年生まれ。油絵を学んだのち、京都市立芸術大学にて環境デザインを専攻。卒業後、デザイナーとして2年間勤務。同時期、京都にてヤザキタケシ氏にダンスを師事。現在は視覚障害を持つ人たちと共に働き、多様な身体性のある環境に身を置きながら、ダンサーとして活動。2018年よりダンスカンパニー・ヲミトルカイの活動を開始。
出演作品:インバルオシュマン 振付「The Cuckoo’s cry」/木村玲奈 振付「どこかで生まれて、どこかで暮らす」/山本和馬 振付「家の無い庭」etc…
photo by Junpei Iwamoto
⑤ 片岡 結衣 | Yui Kataoka
新潟県出身。幼少よりモダンバレエを阿倍允子氏に師事。その後、クラシックバレエを苅部初江・勝子両氏に師事。2006年上洛し、京都市立芸術大学音楽学部に入学。在学中に真木ひろみ氏に出逢い、バレエを基本としたコンテンポラリーダンス公演に参加。現在M.D.S Maki Hiromi Dance Studioに所属しアシスタントや指導にあたる。また関西の小劇場にて演劇公演にも多数出演する他、ミュージカル、オペラ、クラシックライブなどの舞台やイベントにも参加。
photo by Shigeki Tsuji
⑥ 川瀬亜衣 | Ai Kawase
1987年京都生まれ。ダンサー。振付家。2010年京都造形芸術大学 芸術表現・アートプロデュース学科卒業。同年、美術作品制作と並行し踊り始める。様々な振付家・演出家の作品に出演する他、現代美術家との協業も行う。自身の身体を踊ること、自身の身体を介して作品の部材となることを活動の基軸とする。2018年「書き文字を辿り踊る」シリーズ開始。自身の作品には「閃光に抱く」(2016)「逸星霞梅」(2019)「かくことのは」(2019)など。写真家・現代美術家の大坪晶による「Shadow in the House」プロジェクトメンバー。
photo 記録映像よりキャプチャ画像(撮影 片山達貴)
⑦ 福森ちえみ | Chiemi Fukumori
法医学者に憧れる。身体の限界の意味を探る。
2018年よりダンス、映像、音楽の3つの舞台芸術を軸に活動するPlaTEdgE代表。
豪州ディキン大学総合芸術科ダンス科・オランダハンザ大学パフォーミングアート学科に奨学生として留学。文化庁委託事業国内ダンス留学1期生振付家コース終了。
2013年より講師、振付家としてヨーロッパに滞在しダンスセンター、フェスティバルでの講演等積極的に活動する。近年では南米アートレジデンス、エジプトフェスティバルに招聘される。
photo by PASSIE IN BEELD
⑧ 山下残 | Zan Yamashita
1970年大阪府生まれ。振付家・ダンサー。代表作に、100ページの本を配り観客がページをめくりながら本と舞台を交互に見る『そこに書いてある』、線路の上を歩きながら世界の事象をつぶやく『大行進』。バリ島に滞在して創作した『悪霊への道』、立候補した友人の選挙活動に同行しマレーシアの政権交代を記録した『GE14』、ビルの屋上に身体が浮かぶ仕掛けを用いた「屋合」など。
Photo | Masahiro Hasunuma
Photo courtesy | Assembridge NAGOYA Executive Committee