2021.06.05(土)より
特別集中ワークショップ 〜踊る人のための基礎訓練を見直すクラス〜
ワークショップ, レクチャー 主催事業2021.06.05(土)より
特別集中ワークショップ 〜踊る人のための基礎訓練を見直すクラス〜
ワークショップ, レクチャー 主催事業コロナで、人と稽古が出来ない状況も続いていたのではないでしょうか。
ダンサーがそれぞれに、いつも行っている基礎稽古を今一度見つめなおし、持ち帰って自身の稽古を更新し、新たな身体の回路を増やす時間を作れないかと考え、この6月7月に【基礎訓練を見直すクラス】を開催します。
関西コンテンポラリーダンスシーンを長年牽引してきた先輩ダンサーが実践されている基礎トレーニングと、アフリカンダンスのように体験したことはないけれど音と身体の感覚を新たに吸収できるプログラム、そして日々身体を整えることに役立つヨガなど、今一度学び直し、自分の身体を確かめながら、新たな発見・感覚に出会う時間となればよいと考えています。
クラスなど長いこと受けてないなという先輩方も、もっともっとダンスも身体も磨きたいという若いダンサーの方も、是非ご参加ください。
人との比較ではなく、自身に発見のある時間にしていただけたらと思います。
DANCEBOX 文
料金:2,000円/回(DanceShares会員は500円/回) ※要事前申込制
会場:Art Theater dB神戸(神戸市長田区久保町6-1-1 アスタくにづか4番館4階)
講師:鞍掛綾子(GAGAベースクラス)、Alain Sinandja(アフリカンコンテンポラリーダンス)、森裕子(コンテンポラリーダンス)、渋谷陽菜(ヨガ)、岡登志子(コンテンポラリーダンス)、矢﨑悠悟(コンテンポラリーダンス/元ヤザキタケシ)
《申込方法》
参加をご希望の方は、件名を「習うダンス予約」とし、
下記の①〜⑤をご明記の上、【danceshares@gmail.com】まで、お申し込みください。
①氏名 ②メールアドレス ③電話番号 ④クラス名 ⑤参加するクラスの日時
GAGAベースクラス(講師:鞍掛綾子)
日時:6月5日(土)13:00〜15:00
※途中入場はできませんので、開始時間の厳守をお願い致します。
内容:Gagaのメソッドをベースに身体へのアプローチ、その効果として怪我やメンタルの不安定さを減らす事、日頃の体の使い方を見直して新たな発見を探していくことで、本来ダンステクニックと言われる体作りとして、心身ともにレベルを上げることを目的としたクラスです。
講師プロフィール:鞍掛綾子(くらかけあやこ)
1998年~2009年NY在住 2001年NY州立PurchaseCollege 舞台芸術学科舞踊専攻大学院卒業 MFA修得(Master of Fine Arts)
1999年〜2004年スペインの国際振り付けコンクールにおいて審査員を務める。NYだけでなく世界の若手振付家の発掘を目的にReverb Dance FestivalをNYで2005年に立ち上げる。2006年Gaga Japan設立、日本でGagaを広めるWSなどの開催を始める。現在、大阪でa-core-dance artsスタジオを経営 神戸女学院大学舞踊科非常勤講師。武庫川女子大学ダンス部外部コーチ
アフリカンコンテンポラリーダンス(講師:Alain Sinandja)
日程:6月7日(月)、6月10日(木)、6月14日(月)、6月17日(木)
時間:(月)19:00〜21:00/(木)10:00〜12:00
内容:西アフリカ・トーゴ出身のダンサー、Alain sinandjaによる4回の特別クラスです。西アフリカの動きを中心とした伝統的な動きに加え、今回は現代的な動きをミックスしたアフリカンコンテンポラリーダンスのクラスです。アフリカのリズム・空気・そして日常のあらゆることが踊りなる時間を是非体感してください。アフリカンダンスがはじめてという方も大歓迎です!
講師プロフィール:Alain Sinandja(アラン・シナンジャ)
トーゴ出身。Ecole Des Sablesにて、コンテンポラリーと伝統的なアフリカンダンスを学ぶ。2017年より渡日し「国内ダンス留学@神戸」6期に奨学生として参加。現在は、振付家、ダンサー、ダンス講師として、国内外の様々なアートプロジェクトに携わる。2015年ダンスカンパニー「Arts For All」を発足、2018年「Happy African Contemporary Festival(HACF)」を企画主催。その他、山崎広太、岡登志子、下村唯などの作品に出演、虎舞や舞踏など日本の伝統的な踊りにも情熱を燃やしている。【画像:Pepe】
コンテンポラリーダンス(講師:森裕子)
日程:6月12日(土)、6月19日(土)、6月26日(土)、7月4日(日)
時間:13:00〜15:00
内容:まずはフロアームーブメントで身体の構造を意識しながら全身を無理なく動けるように立ち上げていきます。そしてスタンディングの動きでは脛骨、胸骨、尾底骨へと繋がる背骨を中心とした軸の可動域を広げていくワークを行います。最後には身体のリリースによる動きや、ステップから生じる動き、空間や方向性を意識した短いフレーズを踊ります。自身の身体を理解し、より踊りやすくなるためのダンスベーシックなクラスです。
講師プロフィール:森裕子(もりゆうこ)
ダンサー・振付家。1996年よりMonochrome Circusのメンバーとしてカンパニーの主要な作品に出演。今年4月にはチョン・ヨンドゥ氏(韓国)の振付によるソロ作品『秋の青』を踊る。小柄で中性的な身体が魅力。指導者としても、コンタクト・インプロヴィゼーションや「身体への気づき」のワークショップを多数行う。踊ることの根源的な「楽しさ」を伝えたいと願っている。【画像:Sajik Kim】
ヨガ(講師:渋谷陽菜)
日時:6月20日(日)10:00~12:00
内容:1日のほんの数分でも自分自身に立ち返る事ができるように、そのきっかけづくりとしてヨガを通してお手伝いしていきます。このクラスでは、深い呼吸とアロマの香りの相乗効果により自律神経のバランスを整え、心と体をリラックスすることで、その変化を感じていきます。また、呼吸に動作を合わせて流れるように体を使うことで、心身を強化し柔軟性を深め、集中力を高めていきます。
講師プロフィール:渋谷陽菜(しぶやはるな)
新潟県出身。ダンサー、ヨガ講師として関西を中心に活動。2019年、余越保子 構成/演出/映像/監修「shuffleyamamba」各地公演に共同振付、出演。香川県拠点のダンスユニットEclogionを主宰。2020年、高松市塩江美術館で作品「pb」を振付/出演。JCDN主催、コミュニティダンスファシリテーター養成スクール応用コース修了。Be+ yoga Academy teachertraining修了。
【画像:bozzo】
コンテンポラリーダンス(講師:岡登志子)
日時:6月21日(月)、6月28日(月)、7月5日(月)、7月12日(月)
時間:19:00〜21:00
内容:私はいつも踊りがどこから生まれるのか、何が体を動かすのかを考えています。その為に実践しているドイツで習得したダンスメソッドを中心にクラスを行います。これは、踊りが生まれる体そのものと向かいあうメソッドです。イントロダクションとして、舞踏家大野一雄氏の「稽古の言葉」を教材に即興をします。基本的なクラスの内容は、1)イントロダクション 2)フロア 3)バー 4)センターです。
講師プロフィール:岡登志子(おかとしこ)
ドイツNRW州立Folkwang芸術大学舞踊科卒業。関西を拠点にドイツで習得したダンスメソッドを実践しながら、現代を生きる人間に共通する身体を通し人間の実存を問う作品づくりを行っている。2014年神戸長田文化賞受賞。2018年KOBE ART AWARD大賞、神戸市文化賞受賞。近作に「緑のテーブル 2017」(2017)、「Song of Innocence 無垢なるうた」(2020)など。 http://ensemblesonne.com
【画像:Ami Matsumura】
コンテンポラリーダンス(講師:矢﨑悠悟/元ヤザキタケシ)
日時:6月24日(木)、7月1日(木)、7月8日(木)、7月15日(木)
時間:10:30〜12:30
内容:身体の部位を個別に意識しながら動く事で動きの多様性を感じられる様になる事を目指します。そして、そこから出て来る動きの流れを意識する事で自分の動きを発見して行きましょう。最終的には、ゆるいけど硬い、硬いけどしなやかな、遊びのある自由な身体と心作りをしたいと思っています。
講師プロフィール:矢﨑悠悟(やざき ゆうご/元ヤザキタケシ)
寅年3月生まれ 四国出身
1981年俳優養成所入所 演劇、ダンスを始める。俳優として劇団ミュージカルアカデミーに所属、数々の公演に出演。劇団パノラマアワー、おやこ劇場や学校公演に出演。1989年ニューヨーク、アルビンエイリーダンススクールへ留学。1998年バニョレ国際振付賞にノミネートされる。以降ダンサーとして、コレオグラファーとして自身の作品が数々の国際ダンスフェスティバル、アートフェス(パリ、リヨン、アビニョン、マルセイユ、ニューヨークなど他多数)に招請され公演する。2010年以降現代のリアル忍者を目指し、風に舞う木の葉の様に水に遊ぶ魚の様に踊る事を修行中。元大阪体育大学、近畿大学、立命館大学、京都造形芸術大学、非常勤講師。