2021.10.16(土)10.17(日)
下町芸術祭2021 山下残『そこに書いてある』
ダンスパフォーマンス 主催事業2021.10.16(土)10.17(日)
下町芸術祭2021 山下残『そこに書いてある』
ダンスパフォーマンス 主催事業
新型コロナウィルスの感染拡大が長引き、ますます仮想の世界が広がる現代社会となってきました。お祭りで人が集まって、肩を寄せ合って観劇するような、これまでコミュニティが紡いで来たハレの場は、一気に減少しています。
生存の為に、制限している数多くのこと。しかし、人と人とが出会うハレの場が、人々やコミュニティの生存を支えるものであったことも同時に痛感します。
どんな状況下であれ、私たちは、これまでも、これからも、一つとしかない生命を燃やしながら生きていきます。ダンスには、その身体のなかに燃える炎が、ダンサーや出演者を通して見えてくるのです。
下町芸術祭2021のDANCE BOXプログラムの劇場公演の一つ目、山下残『そこに書いてある』は、鑑賞よりも体験するという言葉が近いかもしれません。何度も味わいたくなるコンテンポラリーダンスの名作の再演です。すべての観客の方に100ページある1冊の本を手渡します。膝上の本と舞台上を往復しながら、言葉とダンスのあわいを楽しみます。さぁ、ご一緒に、ダンスとずっと遠くまで出かけましょう!
【概要】
日時:2021年10月16日(土)19:00 / 10月17日(日)11:00 / 15:00開演
会場:ArtTheater dB KOBE
チケット販売状況
▶︎16日 19:00 完売
▶︎17日 11:00 余裕あり◎
▶︎17日 15:00 少なくなってきています
料金:
・前売:3,000円
・割引(長田区民・U25・障がい者・介護者・高齢者(65歳以上)):2,500円
・5歳〜小学生:500円
・中高生:1,000円
※当日券は各200円増し
※0歳〜4歳のお子さんは、託児サービスをご利用ください。→10/16 11:00の回にあります 料金:子ども2,000円/人
チケットの購入はコチラ
『そこに書いてある』 は2002年3月の初演から、だいたい6年か7年おきに再演する、自分にはこれ以上のものは生涯つくれないだろうなと思う、まごうことなき代表作です。
観客の方すべてに100ページある本をお配りするため、一冊ずつの作業に手間が必要になり、いまダンスボックスにいる横堀さんが、初演の時に伊丹アイホールの楽屋で手伝ってくれていて、本番を観てもらえず悪かったなという申し訳ない気持ちがこの20年近くの間ずっと続いていたのですが、観てくれていたんですね!
この度は下町芸術祭からお声がけを頂いて心から光栄で、同時に、今来たかぁという感じもやはりあります。
会場に人が集まれないということになれば、当日収録して、観客の皆さんには本をお送りし、後日配信という形になるかなと思いますが、できれば客席の現場で周りの皆さんと同時に本をめくるライブを感じて頂きたいです。
構成はほとんど変わりませんが、出演者には初演からの宮北さんと、新しく益田さんと畑中さん、他にも公演地域に合わせたゲストや、シーンのアレンジがいくつかありますので、初演時の本を大切に家で保管してくれている人も、当日お配りする新長田バージョンの本を手に取ってぜひお楽しみください。
山下残
【NPO法人 DANCE BOX】
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