NPO DANCE BOX

Photo: Junpei Iwamoto

国内ダンス留学＠神戸７期生のお披露目公演！！

「国内ダンス留学＠神戸」とは、全国からプロのダンサー・振付家を志望する者を対象とした8ヶ月の育成プログラム。世界が苦境に陥る中、ダンスに貪欲な6名が神戸・新長田に集まり、7月末から劇場で鍛錬を積み重ねています。本公演は、6人たちの７期生としての初舞台です。

今回、彼らは垣尾優の振付作品で、群舞に挑戦します。
垣尾の謎めいた魅惑の振付手法で、新たな６つの身体からどんなダンスが現れるのか、お見逃しなく。

※本公演は、下町芸術祭2021のパフォーマンスプログラム「ダンスと出かけよう！」の
プログラムの一つです。

新型コロナウィルスの感染拡大が長引き、ますます仮想の世界が広がる現代社会となってきました。お祭りで人が集まって、肩を寄せ合って観劇するような、これまでコミュニティが紡いで来たハレの場は、一挙に減少しています。
生存の為に、制限している数多くのこと。しかし、人と人とが出会うハレの場が、人々やコミュニティの生存を支えるものであったことも同時に痛感します。
どんな状況下であれ、私たちは、これまでも、これからも、一つとしかない生命を燃やしながら生きていきます。ダンスには、その身体のなかに燃える炎が、ダンサーや出演者を通して見えてくるのです。

下町芸術祭2021のDANCE BOXプログラムの劇場公演の二つ目、垣尾優×国内ダンス留学＠神戸７期生『たん、たん、魂』は、７期生のお披露目公演＆世界初演の新作です。彼ら/彼女たちが出会うのは、ダンスの錬金魔術師のような振付家・垣尾優。人と人、人とモノが、あっと驚くような出会い方のなかで、予測不可能なダンスが立ち上がります。さぁ、ご一緒に、ダンスと未知数100％の世界へと出かけましょう！

「ダンスと出かけよう！」ディレクター　横堀ふみ

ARTIST PROFILE

• 垣尾優

  ダンサー
  あれ？世界って社会って人間って思ってたより狭い暗い楽しくない、と俯いていた私の土手っ腹に風穴をぶち空けたのが、 ダンスでした。以来、わかりきったかのような振る舞いの自 分を蹴り飛ばす、そんな技術を磨き大好きなあの人へも、大 嫌いなあいつへも、相当接近、、。 そんな自分をまた蹴り飛ばす。 2018年、FIDCDMX(メキシコ)ソロダンスコンペティション選出。
  ソロダンス作品『愛のゆくえ』(2019)をArt Theater dB KOBE にて、 『それから』(2021)をKYOTO EXPERIMENT にて発表。