2019.2.15
2/23-24 DANCE PJ REVO『STUMP PUMP』|リコメンドメッセージ
RECOMMEND2019.2.15
2/23-24 DANCE PJ REVO『STUMP PUMP』|リコメンドメッセージ
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竹田真理さん(ダンス批評家)
田村興一郎の根底にあるのは世界への違和感かと思う。簡単な同意や共感を欲しがらず、背中を風が吹き抜ける荒野で、尖った自意識を潜ませる。
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宮久保真紀さん(Dance New Air チーフプロデューサー)
昨年秋に開催した2年に一度のダンスフェスティバル「Dance New Air 2018」で、どなたでも自由に観ることができる「ダンスショウケース」プログラムのアーティストキュレーションを田村さんに依頼しました。(田村さん、その節は大変お世話になりました。)
私たちからの「田村さんと同世代を」という依頼に、彼は「10年後も必ず踊っている気鋭たち」という視点を加えて、仲間でありライバルでもある素敵なアーティストをラインアップしてくださいました。田村さんたちの溢れるパワーがフェスティバルのクロージングを盛り上げたことは、ご覧になれなかった方々のお耳にも届いていることと思います。何も知らずに通りかかった方は「何事か」と足をとめ、次の予定があるのでしょうに子供が見入って動かず、困った顔をしつつ一緒に作品を楽しむ親子連れの姿など、とにかく一日中、会場となったスパイラル1Fのエントランスが、ダンスを楽しむ人々で埋め尽くされました。
新境地を拓いていくアーティストとは、自身の作品創作を主軸に、社会に関心を持ち、先を見据え、様々な人・物・事を引きつける力があることが絶対的条件、と私は考えますが、まさしく田村さんはそれを担っている人といえるでしょう。ですから、Dance Boxのアソシエイトアーティストという好機から生まれた今回の新作発表は見逃せません。
、、、と書いておきながら、私は残念ながらどうしてもお伺いできないので、どうぞ来場可能な皆さま、私の代わりにお立ち会い願います。舞台作品は(特に新作は)同じ時間を共にする観客の熱気も必要なのです‼
田村さん、ご成功をお祈りしています。
「Dance New Air 2018」より ©Yulia Skogoreva
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須藤亮太郎さん(UrBANGUILD ブッキング・マネージャー)
僕がUrBANGUILDでFOuR DANCERS というダンス企画を100回以上続ける事が出来ているのは、田村興一郎の様な、若くてオモシロイ(interestingの意味ね)ダンサーに出会えた事も大きな要因だと思う。 これからも彼の野心はどんどん拡がるだろうし、深まってもいくだろう。 行き詰ったこの時代に創造的破壊が出来る彼は貴重な存在だ。 この『Stump Pump』の後、暫くフランスに滞在するらしい。 日本なんか捨ててしまえと思うのだが、帰ってきて欲しいなとも思う自分がいる・・
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室田敬介さん(マイマー・クラウン・ダンサー)
この度は新作公演の発表おめでとうございます!
以前より田村作品に多く関わってきた身として、とても楽しみであり、この時を心待ちにしておりました。
私はdanceprojectREVOとは別に地域福祉型お笑いダンスユニット「ムロタムラ」としても田村さんと活動を続け、地域のお祭りや福祉施設、教育機関など様々な場の中でダンスパフォーマンス、ダンス指導、活動分野からは離れている様なイベントのMCなども経験しました。
以上の経験から田村興一郎の魅力を一つ挙げるとすると、「さまざまなことにチャレンジし、多様な経験をしてる」=
「異なる環境に適応できる柔軟性」を備えていることです。
これは彼自身の舞台作品からも感じられることであり、作品を追うごとに変化するパフォーマンス技法や場所、環境によって工夫されるクリエイションスタイルなど挙げるときりがないくらいです。彼の奇抜な発想には毎度驚かされてきました。
私にとっての田村興一郎とは、コンテンポラリーという言葉を用いなければ説明がつかない存在です。それほどまでに彼は「現代的」に生きています。
見る度に新しい風を吹かす彼の作品に、今回も目が離せません!
皆様
公演の大成功を祈念しております 会場でお会いできるのを楽しみにしております。