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03/23-24 中間アヤカ&コレオグラフィ『フリーウェイ・ダンス』|リコメンドメッセージ | BLOG | NPO DANCE BOX

2019.3.12

03/23-24 中間アヤカ&コレオグラフィ『フリーウェイ・ダンス』|リコメンドメッセージ

REPORT, RECOMMEND

3月23日(土)・24日(日)に上演する〈ダンスボックス・アソシエイトダンサー〉中間アヤカの単独公演、中間アヤカ&コレオグラフィ『フリーウェイ・ダンス』公演に向けて、今までに中間アヤカが関わってきた作品で関わった皆さまからメッセージを頂戴しました!

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坂本公成さん+森裕子さん(Monochrome Circus/京都)

 中間アヤカ氏には昨年12月にダンスボックスで開催した『Tryptique』の中でモノクローム・サーカスの代表作『きざはし』を踊って貰った。非常に緊張を強いられる作品なのだが、集中力を切らさず敢然と踊りきってくれた。肝の据わったダンサーなのである。その中間氏がこの3月23日(土)24日(日)『フリーウェイ・ダンス』と銘打ってソロ公演を開催すると云う。ダンスの振付・演出家ではない人たちの「初めて踊った記憶」を踊ると云う。それにも増して興味津々なのが、4時間に及ぶ上演時間と途中に設けられた「ご飯の時間」。うーむ気になるではないか?ドラマトゥルクに『ダンスの天地』も手がける藤澤君が起用されているのも気になる。気になるではないか?ミャンマーカレーTeTeのご飯と云う餌に釣られていそいそと私達は新長田まで出かける事に決めた。皆さんも一緒に中間アヤカの作り出す空間を体験しに出かけませんか?

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岡田利規さん(チェルフィッチュ主宰)

わたしは中間アヤカさんとこれまでに一度一緒に作品をつくったことはあるけれどもそれは演劇だったので、そのときの彼女もダンサーではなく、役者だった。あいにく、彼女が出演しているダンス公演を生で見たこともなく、つまりわたしはダンサーとしての中間アヤカをまだ知らない。だからこの公演を見るのを楽しみにしています。

ところで舞台に立つことにおいて役者とダンサーでは何が違うのか、ということについて、わたしは、これはおそらく演劇畑の人間であるから、しかも舞台に立つ人間ではないから、なのだとおもいますが、よくわかってません。わたしの作品に出演したときの自分は役者であってダンサーではない、というのは中間さん本人の認識です。違いって、一体なんなのだろう?? わたしはそれをとても知りたいのです。彼女のダンスそのものから実感したい! それもあって、この公演を心待ちにしているのです。

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木村玲奈さん(振付家・ダンサー)

中間アヤカは私にとって島。彼女の身体を見続けて7年、ずっと島を見続けている。それは風景のようで、でも自生していて、時々分裂し雲隠れる。 初単独公演おめでとう。どんな場所に島が浮かび、何が自生して、いつ爆発するのか、今から楽しみにしています。 全員を乗せたまま、静かにどこまでも沈んで、気づいた時にはもう戻れなくなったらいい。

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佐藤健大郎さん(振付家・ダンサー)

中間アヤカさんは、誇り、サービス精神、探究心、好奇心全てを兼ね備えたプロ意識の高いダンサーです。 数年前に彼女に作品に出演してもらって、のちに彼女の作品に僕も出演しました。 振付家の意図をくみ取り、黙々と動き続ける姿、間の良いダンサーだなぁと感心したのを思い出します。 今回はダンサー振付家ではない方達の初めて踊った時の記憶を振り付けとして踊るらしい。 無数の身振りを味わい、消化した時どんな姿になっているのか? そういえば彼女はイギリスのダンス学校に通っていた時のホストの家がかなり高カロリーな食事だったらしく、ブクブクに太っていたと言っていた。 それも見てみたい。 あと彼女は他のダンサーに「がんばって」という言葉をかけるのを避けていた記憶があり、 彼女が舞台に臨む姿勢が見えた気がした。 観に行きます。

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正木悠太さん(ダンサー)

僕は中間さんの作品にダンサーとして一度参加したことがあります。
彼女は、"振付家"と"ダンサー"という権力構造のある名称をあえて避け、中間さんは"工場長"、僕たちダンサーは"工員"、と名付けた役割分担のもと作品制作を行いました。
僕は彼女のそのような姿勢に好感を抱いたことを覚えています。
稽古場では「なんでも振付になれる」と言っていた工場長の姿が今も印象に残っています。
今回は「初めて踊った記憶から振付を立ち上げる」という事と「ダンサーではない人達」からそれらを貰うという事で、中間さんがどのように振付を引き受けて舞台に立つのか、とても楽しみにしています。
上演時間が4時間もあるらしいので、タイミングがあれば僕も一緒に踊れないかなと思っています。(笑)

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大谷燠(NPO法人DANCE BOX)

中間さんの踊りを初めて見たのは、国内ダンス留学@神戸一期生の面接の時だった。 まだ少女の面影を色濃くたもちながら、動き始めるとしなやかなだけでなく、客観的に自分をどう見せるか心得ている人だな、と思ったのが第一印象だった。 その後もいくつかの舞台に出ているのを、見る機会にめぐまれたが、一番印象に残っているのが「黒沢美香&神戸JAZZ…」。私は勝手に猛獣使いの踊りとしているが、猛獣を教育すべく鞭を振りながら、背筋をピンと伸ばして踊る姿は全体の流れを異化していき、そのことが見る側の想像力を膨らましていった。 たくさんの思いを吸収しながら、ひとり孤独にダンスと向き合っているのだと思う。 涙とユーモアと技術を往来させながら、この人のダンスは立派に立っている。 今回の「フリーウェイダンス」もドラマツルグの藤澤智徳はじめ、たくさんの人と出会い、交わり、かどわかしながら、新しいダンスの世界が生まれることでしょう。 楽しみにしています。

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  • ダンスボックス・アソシエイトアーティスト
  • 中間アヤカ&コレオグラフィ『フリーウェイ・ダンス』
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  • 日時:2019年3月23日(土)17:00〜21:00(ごはんの時間 18:30〜19:30)
  •                             24日(日)11:30〜15:30(ごはんの時間 13:00〜14:00)
  • 料金:一般 2,500円/学生・会員・長田区民・65歳以上 2,300円/小・中学生 1,000円
       ※各チケット1フード付き ※当日は各チケット500円アップ
  • 特設ページ:https://archives.db-dancebox.org/program/2854/

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